住宅ローンを利用する時、
車や奨学金などのローンがない方が
いいのは当たり前なのですが、
そういったローンが残っているから
住宅ローンを借りることが出来ない・・
というわけではありません。
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とはいえ、このような状況の場合、
銀行が思っているだけの額を
貸してくれない可能性が高くなります。
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本当は3000万円借りたいのに、
ローンが残っているせいで
2500万円しか借りられないという風に。
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それゆえ、家を建てる時には、
なるべくローンがない状態に
しておくコトをオススメしています。
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と言っても、現代社会の中で、
全くローンがない方なんて
皆無に等しい状態なので、
あくまでこれは理想論ですけどね。
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スマートフォンの機種代は基本分割払いだし、
クレジットカードを使っている時点で
ローンを持っているわけですしね。
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✔︎ローンがあることよりもその返済状況が大切
住宅ローンの審査をするにあたり、
銀行が重視するところは、
ローンがあるかないかよりも、
そのローンを遅れることなく、
毎月キッチリ返済出来ているかどうかです。
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つまり、あなたが誠実であるかどうかを、
チェックしているというわけですね。
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そして、遅れが連続で続いている、
あるいは督促が届いているにもかかわらず払っていない、
あるいは踏み倒している、といった状態だと
住宅ローンの審査に大きく響いてしまいます。
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ですから、家を建てたいとお考えであれば、
車や奨学金といったローンの返済はもちろん、
クレジットカードや携帯電話などの支払いにも、
いつも気を付けておいた方がいいというわけです。
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✔︎住宅ローンで気をつけること
そして、住宅ローンを利用する上で
もう1つ気を付けておくべきことが、
借り過ぎてしまうということです。
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例えば、あなたの年収が400万で、
奥さんの年収が300万円あったとしたら、
2人の収入を合算すれば、
民間の銀行で3500万円〜4200万円、
フラット35なら7000万円近くまで
借りることが出来ますが、
おそらく3000万円以上借りるべきではありません。
その後の暮らしにゆとりがなくなるからです。
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仮に、そんなゆとりのない生活の中
奥さんが働けない状況になってしまったら?
あなたが会社を辞めなければいけない
状況になり給料が下がってしまったら?
会社の業績が悪くなりボーナスがなくなってしまったら?
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たちどころに生活が破綻することはないにしても、
そんな暮らしは精神的にかなりしんどいですよね。
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なので、たとえ周りの人たちが、
そうしているからといって、
あなたも同じようにして大丈夫だと
勘違いしないようにしてください。
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家が幸せを壊してしまっては、
元も子もありませんから。