vol.93 家を建てたら保険なんてほぼ必要なし!?

前回お伝えさせていただいたように、
老後や進学に備えつつ
家づくりをしようと思うと、
よほど世帯収入が高くない限り、
収入よりも支出の方が
上回ってしまうことになります。

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なので、家づくりを進める前に、
ご自身の家計について把握し、
無駄があれば見直すように
していただきたいのですが、
それと同時にしなければいけないことが、
生命保険を見直すことと、
家に掛ける予算を正確にはじき出すことです。

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では、まずは生命保険から
お伝えさせていただこうと思いますが、
なぜ生命保険を見直すべきだと思いますか?

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その理由は、
住宅ローンの金利の中には、
団体信用生命保険という生命保険料が
含まれているからです。

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つまり、住宅ローンを借りた人に
もしものことがあった時のために、
銀行は保険会社に保険をかけている
ということですね。

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では、もしもの時があった時、
どのようなことになるのでしょうか?

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まず、収入がゼロになりますが、
住宅ローン返済もゼロになります。
ご主人の手取りが約22万円だとしたら
それがゼロになるのですが、
ローン返済が8万円だとしたら、
これもゼロになるということですね。

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また、車も1台減ることになりますよね。
車を維持していくためには、
車両代、燃料代、車検、保険、
メンテ代などを全て含めると、
毎月7万円ぐらいかかっている
と言われているのでこれもゼロになります。

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こずかいや携帯代や生活費なども、
その分減ることになりますよね。
仮にこれらの費用が約7万円だとしたら?

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22万円-8万円-7万円-7万円=0となり、
減った収入分支出も減った
ということになりますよね。

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しかし、これだけではありません。
ご主人に、もしものことがあった場合、
奥さんが、子供たちを養っていくことが出来るように、
遺族年金が入ってくることになります。

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これについては、
詳しくはネットで調べていただければと思いますが、
言いたいことは、もしものことがあったとしても、
家さえ持っていれば家族を守っていくことが出来る
ということ、なんですよね。

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それゆえ、もしもの時に備えて
保険にたくさん入っているとしたら、
それらを一旦見直していただくことを
オススメしているというわけですね。

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住宅ローンが保険で
一括返済されたことによって、
土地と建物という資産が
無料で手に入ることになりますしね。

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それはつまり、
その家を売却し実家で暮らすようにすれば
大学や専門学校への進学費用を
つくることが出来る、
ということでもありますからね。

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ということで、
家づくりをするタイミングでは、
今入っている生命保険(医療保険も)を、
必ず見直していただければと思います。

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家という資産は、あなたの家族を
もしものことが起こった時にも、
守ってくれる存在ですから。