今後は、社会保障費や税の負担が上がること、
そして、不足する可能性が高い年金の上乗せ貯蓄を、
現段階からコツコツとしなければいけないことから、
私たちの可処分所得は増えるどころか、
逆に減っていくことになるのですが、
一方で、大学への進学率が上がっているため、
厳しい家計の中、子供への投資資金を
貯めていかないといけません。
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2018年の文部科学省の調査によると、
大学への進学率は約58%となっており、
どうやら大学への進学が以前に比べて
当たり前となりつつあるようですからね。
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奨学金ありきで、大学を考えてしまうと、
子供たちに大きな借金を
背負わせてしまいますし…
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そんなこんなで、子供たちのために
具体的なプランを立てないといけないのですが、
では大学に進学するとした場合、
一体どれくらい必要なのか、
あなたはご存知でしょうか?
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✔︎現実と向き合ういいタイミング
大学の費用は、
国立なのか私立なのかによっても違えば、
私立の場合、文系か理系かによっても違ってきます。
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また、下宿して大学に行くとなれば、
学費だけじゃなく、
家賃や生活費などの仕送りも
してやらないといけないのですが、
ここでは、この中でも比較的負担が大きい、
下宿で私立理系の大学に4年間通うと仮定して、
一体どれくらいの費用が必要になるのか
考えていってみますね。
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まず、私立理系の学費には、
4年間で約540万円かかると言われています。
(4年分の学費と入学準備金の合計額です)
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そして、仮に家賃と仕送りに
毎月7万円かかるとしたら、
学費とは別に336万円もの費用が
かかることになります。
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つまり、合わせると876万円もの費用が
1人あたり必要なのですが、
仮にあなたにお子さんが2人いる場合は、
子供の大学資金として1752万円が
必要だということになりますよね。
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一人あたり200〜300万円程度の
学資保険に入っている程度では、
全く話にならない金額です。
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では、どうするべきなのでしょうか?
収入面と照らし合わせながら
考えていってみましょう。
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仮に、あなたのお子さんが、
4歳と2歳だとしたら、
下の子が大学を卒業するまでの期間が20年あるので
奨学金を全く利用させないようにするために、
1752万円を20年に渡って貯めていくと仮定します。
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ということで、毎年87.6万円を
あなたの年間の手取り収入から
差し引いてみてください。
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そして、これに加えて
私的年金のiDeCoに、
2人揃って毎月20,000円ずつ預けるとして
2万円×12ヶ月×2人=48万円を
あなたの年間の手取り金額から
さらに差し引いてみてください。
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いかがでしょうか?
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仮に、2人合わせた合計手取り収入が
年間で500万円だとしたら、
あなたが使える金額は、
364.4万円ということになり、
毎月に換算すると
約30万円強ということになります。
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あるいは、2人合わせた合計手取り収入が
年間で450万円だとしたら、
あなたが使える金額は、
314.4万円ということになり、
毎月に換算すると
約26万円強ということになります。
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そして、この金額の中で、
住宅ローンを払い、家と車を維持し、
生活をし、学校や習い事に通わせ、
税金や保険を支払い、
旅行に行ったりしないといけないというわけですね。
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いかがでしょうか?
いけそうでしょうか?
おそらく、この残った費用で
暮らしていくのは結構キツそうですよね・・・
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ということで、
教育資金や老後資金に備えつつ
生活していこうとしたら、
一体どれくらい不足しそうなのか?
一体どれくらい大学資金を
奨学金に頼らないといけないのか?
そして、家を建てるとすれば、
どれくらいお金をかけるのが適切なのか?
を次に考えていかなければなりませんね!!