vol.62 ランドリールームの注意点

洗濯物ってどこに干しますか?

『洗濯物を家の中で干したいので、
ランドリールームをつくってほしい』
とおっしゃるお客様が最近多くなってきました♪

その理由は、
共働きのご家庭が増えたためでしょう。

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また、アレルギー体質の方は、
服に花粉がつかないよう室内干しされる方も多いと思いますが、
そのせいでリビングが洗濯物で溢れて…ということは避けたいですもんね。

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ということで、
多くの方が、洗濯物を室内で干すことが出来る
「ランドリールームをつくって欲しい」
と、お考えになるかと思います。
ただし、ランドリールームをつくる時には、
気をつけた方がいいポイントがあります。

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注意点その1:コスト

ランドリールームでゆったり洗濯物を干すためには、
最低でも2帖、出来れば3〜4帖は
欲しいですよね。

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そして、このランドリールームは、
洗面スペースとは別につくりたいと
お考えじゃないでしょうか?

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しかし、理解しておかなければいけないコトは、
“家の面積が大きくなれば、
その分家のコストも高くなる”
ということです。

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家の面積が大きくなれば、
それに連動して、
1帖につき25〜30万円ずつ
コストが高くなっていきますからね。

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なので、家の予算に余裕がない場合は、
洗面とランドリールームを分けないようにしたり、
あるいは、ランドリールームをつくる代わりに、
他の何かを削るという選択肢を持つべきです。

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注意点その2:通風と日光

リビングや寝室といった居室は敷地の南側に配置し、
洗面やお風呂といった水回りは北側に配置するのが、
一般的な設計の考え方となっています。

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しかし、この考え方に縛られたままだと、
脱衣室やランドリールームは、
日光が当たらない場所に配置されることになるし、
同時に、風通しも悪くなってしまいます。

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もちろん、このような配置になった場合でも、
サーキュレーターや扇風機を回しておけば、
洗濯物は乾くのですが、
出来ることなら、無駄に電気代を支払うよりも
自然の風が通り抜ける場所で洗濯物を乾かしたいですよね!

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また、出来ることなら、
室内だったとしても、
日光を当てることによって、
除菌された気持ちいい
フカフカの洗濯物にしたいですよね!

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もしあなたが、そうしたいとお考えなら、
『居室=南』『水回り=北』という考えは、
頭の中から排除した方がいいと思います。

ランドリールームに、
安心して窓が開けられる大きな窓が設置出来て、
たっぷりと風を採り込むことが出来たら・・
また、その窓からたくさんの日光を採り込めるとしたら・・

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そのスペースは、寒くもなりにくいし、
同時に、ジメジメしにくい場所になると思いませんか?

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ですから、当たり前に縛られることなく、
その敷地の環境に合わせながら、
ランドリールームをつくることを
心がけていきたいですね♪♪