vol.55 広ければよいという間違った認識

希望するエリアで、
価格を抑えながら土地を手に入れるためには、
まずは、土地に関する間違った常識を
リセットしなければいけません。

例えば、土地の広さは、
建てる家にマッチした広さがあれば充分なのですが、
多くの方が無駄に広く土地を買ってしまうか、
あるいは、買おうとしてしまいます。

 そして、結果的に、
土地に余分なお金を使ってしまうことになります。

また、余ったスペースに余分な外構工事費用が
かかってしまうことになります。

 では、建てる家にマッチした土地の広さとは
一体どれくらいなのでしょうか?

また、自分自身にとって丁度いい家の広さは
一体どれくらいなのでしょうか?

 例えば、あなたが建てたい家が平屋だとして、
あなたが家にかけられる予算が1700万円だとします。

この場合、土地の広さは50坪あれば充分だったりします。

 車の台数や車種によっては、
40坪台でも実現可能なのですが、
仮に60坪や70坪もの土地を
購入してしまったとしたら、
10坪以上、余分な余白が出来てしまう
ということになりますよね?

 となると、
その土地の坪単価が40万円だとしたら、
400万円以上もの無駄な出費がかかることになります。

また、その余ったスペースの外構工事代も、
余分にかかることになります。

 さらに、土地を購入すれば、
固定資産税や都市計画税が
かかるようになります。
広く購入すればするほど、
余分に納税し続けないといけなくなってしまいます。

庭の手入れも
庭いじりが趣味の方はいいですが、
そうでない方は庭をきれいに維持し続けるのは
広くなればなるほど大変になるわけですしね・・・

 せっかくマイホームを持つんだから、
家同様に少しでも土地を広くしたい!
と思ってしまいますよね。

 そして、そのゆったりとした庭で、
子どもたちを遊ばせたり・・
バーベキューをしたり・・
といった憧れをお持ちのことでしょう。

 でも、無駄に広く土地を買ってしまうことで、
これからの生活が苦しくなってしまうとしたら?

あるいは、子どもたちの教育資金を
捻出するのが苦しくなってしまうとしたら?
(私立4年生大学理系の学費っていくらかご存じですか…?)

あるいは、貯蓄に回すゆとりがなく、
老後安心して暮らすだけ資金が準備出来ず、
体調の良し悪しに関係なく、
問答無用で生涯ずっと働き続けないといけないとしたら?

それは、ものすごく本末転倒な話だと思いませんか?

…ということで、
そうならないようにするためにも、
自分にとってどれくらいの広さが
必要なのか?を丁寧に見極めながら
土地探し・土地選びをしていただければと思います。

シンプルノート京田辺・城陽では、
土地探しや資金計画もお手伝いいたします!

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