「リビングダイニングキッチンは、
窮屈にならないように出来るだけ広くしたい・・」
「開放的で明るい場所にしたい・・」
誰しもが、このようにお考えではないでしょうか?
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もちろん、私も自分の家を建てる時にはこのように考え、
出来る限りLDKを広くつくりました。
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ですが、長きに渡り家づくりをしている経験と、
約20年間、自分の家で暮らしてみて至った結論は、
“LDKにも適度な広さがある”
ということです。
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おはようございます。
SIMPLENOTE京田辺・城陽スタジオです。
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出来る限り広くつくった我が家のLDK、
この空間がいつも一体どのような状況になっているのか?
と言うと・・
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✔常にモノにあふれている
状態です・・・
片付けど片付けど、
3日もすれば元に戻っているって感じですね(泣)
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いつもみんなが集うリビング周りに
いろんなモノが集中するのはもちろん、
ダイニングテーブルとソファーの間に出来た余分な空間に、
子供たちが学校や塾のモノ、
そして制服やパジャマ、普段着などを、
そのまま置きっぱなしにするからです。
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明日使うと分かっているものや、
いつも使うものを、
わざわざ2階まで持ち運びするのって
とても面倒なので、
仕方ないといえば仕方ないんですけどね・・・
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✔床面積が増えるとモノを置ける場所も増える・・・
リビングダイニングを広くした場合、
それに連動して広がるのは、
ダイニングとリビングの間のスペースなのですが、
ここに余白をつくりつつ、
2階に子供部屋をつくってしまうと、
リビングダイニングはたくさんのモノで溢れ、
雑然とした生活感満載の場所になってしまいます。
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そして、片付いてないことで、
掃除がしにくくなり、
またホコリも溜まりやすくもなってしまうため、
カビやダニも発生しやすくなり、
アレルギーなどの原因をつくりだしてしまうことになります。
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✔広げた分だけ家のコストも高くなる
また、家の面積を広げると、
それに連動して家のコストも高くなってしまいます。
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LDKを2帖広げようとすれば、
それだけで家の価格は60万円高くなってしまうし、
LDKを4帖広げようとすれば、
それだけで家の価格は120万円高くなってしまう
という感じに。
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それゆえ、コスト面で考えてみても、
たとえリビングダイニングキッチンであろうとも、
必要以上に部屋を広げ過ぎないようにすべきである
ということが言えます。
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わざわざお金を掛けて、
余計に散らかりやすい家にしてしまっている・・・
といっても過言ではないわけですからね。
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✔︎スッキリリビングを維持しやすい工夫
リビングダイニングを無駄に広くしても、
それが散らかる原因となってしまうのだとしたら、
リビングダイニングの広さを適度な広さにし、
当たり前のように2階につくろうとする子供部屋を、
1階につくってみるというのはどうでしょうか?
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子供部屋を1階につくれば、
自分たちの荷物を自分の部屋に持って行ってもらいやすいし、
自分たちの部屋を使ってくれやすくなるため、
リビングダイニングを、いつもスッキリしたままで
保ちやすくなるのではないでしょうか?
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仮に、あなたがダイニングには、
4人掛けのテーブルを置き、
そこで家族みんなで食事をし、
3人掛けのソファーをリビングに置きたい・・
そうお考えであれば、
リビングダイニングキッチンの広さは
16帖もあれば充分です。
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コスト的に充分なゆとりがない場合、
それ以上広くつくる必要はありません。
広げればその分、コストが上がるだけじゃなく、
散らかりやすい家になってしまうだけですからね。
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ということで、出来るだけ広くしたいという
気持ちも分かりますが、
それよりも、いかに使いやすく住みやすいのか
という点に焦点を当てて
家づくりをしていきたいですね♪