vol.161 子供たちにかかる恐ろしいコスト…?

最近、物価上昇、電気代値上げ…とお金に関するニュースが
飛び交っていますね。
そんな中、
「もっと早くから金融リテラシーをつけておけばよかったな」
「資産運用をもっと早いうちから…」
と個人的に思ったり…。

 ・

そんなわけで、
「子供たちには社会人になる前に
お金の知識をつけてあげなければ…
それと同時に、無事に大学まで卒業させてあげたいな…」
と思っています。

いろいろな働き方がある昨今ですが、
やはり大学を卒業することで、
後々の人生の選択肢というか
可能性が増えるでしょうからね。

   ・

ただ、そうしようと思うと、
大きなお金が必要となるのも
また一つの事実です。
今回は、今後子供たちにかかるであろう大学進学費用
に関する数字をお伝えしたいと思います。

 ・

子供たちを大学に行かせてやりたい
と思っている方は、
この費用のことも考慮した上で、
家を建てるべきなので、
一応参考にしてみてくださいね。

 ・

まず、国公立大学に4年通うことを例に考えます。
国公立大学に合格するためには、
それなりの高校へ進学している必要があり、
それなりの高校へ進学するには、
中学生のときからそれなりの学力が必要となりますよね。

中学1年生から塾に通う場合、
塾にもよりますが、塾代は1教科につき1万円と考えます。
つまり、数学と英語の2科を習うとしたら、
1人月に2万円ずつ必要だということですね。
(学校の諸費などは子ども手当で賄えるので省きます)

 ・

また、無事にそれなりの高校に進学できたあとも、
1年生からドップリと塾に頼らざるを得ない可能性が高いです。

そして、その費用は年を追うごとに上がっていき、
1年生の時は月1.5万円程度、
2年生の時は月2.5万円程度、
3年生になると月5万円程度必要となります。
そして、これに加えて3年間、
授業料と教材費がそれぞれ月約1万円ずつ必要となります。

  ・

では、最後に大学の費用についてです。
京都にご自宅がある場合は、
通学県内には複数の大学があるため、自宅からの通学を仮定します。 
下宿の費用は発生しないまでも、
月約2万円の通学定期代を想定しておいたほうがいいですね。
授業料については国公立の場合は、月約5万円が必要です。

 ・

それでは、これらを全部合わせて計算してみますね。
中学:2万円×36ヶ月=72万円
高校:3.5万円×12ヶ月+4.5万円×12ヶ月+7万円×12ヶ月=180万円
大学:5万円×48ヶ月+2万円×48か月=336万円
合計:72+180+336=588万円
が、子供たち一人あたりに必要だということですね。

ただ、この数字は自宅から国公立大学に進学できた場合であって、
下宿が必要な遠方の大学や、学費がより高額な私立理系大学となると、
もっと大きな数字になることは言うまでもありません。

 ・

そんなこんなで、
これから家を建てる方たちには、
これらの費用を早い段階から少しでも貯めていくことを
オススメしています。

  ・

ということで、
前回の修繕積立金と今回の教育資金も考慮した上で、
家づくりの予算の計画を立ててくださいね。

 ・

ちなみにオススメは、
銀行に貯金していくのではなく、
また学資保険をかけるでもなく、
つみたてNISAで積み立てしていくことですが、
まずはその原資を家づくりに
使ってしまわないように気を付けて下さい!