vol.129 美しさと機能性の共存?

さて、今回は
「美しさと機能性の共存」
というテーマについて、
お伝えしていきたいと思います。

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携帯電話しかり、家電製品しかり、
いろんなプロダクトが、
美しさと機能性が共存出来ている中、
どうも家に関しては、
「美しい家=使い勝手が悪い」とか、
「美しい家=住み心地が悪い」
というイメージが、
未だ拭えてないような感じなので、
その誤解を全力で解いていきたいと思います。

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美しさと機能性が共存出来ない理由

では、なぜこと家に関しては、
美しさと機能性が
共存出来ないのでしょうか?

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内装は美しく仕上げることが出来るのに、
こと外装に関しては、
お世辞にも美しいとは言えない
家が大量生産されるのでしょうか?

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ここには2つの理由があると考えます。

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まず1つ目が、
美しい家にするために
どうすればいいのかを建築会社が
そもそも知らない、ということです。

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知らないことは、
どう頑張っても実現不可能ですからね。

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また、人は基本的に、
知らないことや新しいことは
否定したくなるものです。

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例えば、投資を全くしたことがない人は、
投資について否定的になるでしょうし、
太陽光発電に否定的な意見を持つのは、
太陽光発電をつけてない人だったりします。

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それと同じ理由で、
弊社が建てる家のような
外観デザインが美しい家の
つくり方を知らない人たちは、
もっともらしい意見を述べ、
意図的に潰そうとしているのでは
ないでしょうか。

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「使い勝手が悪い」とか、
「家の中が暗い」とか、
「コストが高くなる」とか、
「メンテがしにくい」とか、
聞いた人が思わず後ずさりしてしまうような
理由を述べることによって、です。
そんな家を見たこともなければ、
体験したこともないのに・・・

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そして、2つ目の理由が、
外観のことも考えながら、
間取りを考えていないこと、です。

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つまり、間取り図と
ずっとにらめっこしてしまっている
ということですね。

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間取り図だけを見て、
間取りをいじってしまうと、
確実に家のデザインは崩れていきます。

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変な場所に窓が出来てしまったり、
窓が不均一になってしまったり、
正面に換気扇やエアコンの室外機&配管などが
出てしまったりするからです。

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また、デザインを美しくするためには、
縦横のバランスがとても大事だし、
重心を低くした方がいいので、
平屋を基本とすべきなのですが、
一般的には2階建てが基本となっているため、
どうしてもデザインが崩れやすくなってしまいます。

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そんなこんなで、
機能性はいいんだけど、
なんだかデザインがパッとしない家が
出来上がってしまうわけです。

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美しい家は機能性が悪いのか?

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例えば、シンプルノートの家は
基本的に平屋を提案するのですが、
平屋の場合、問題が発生しやすいのが

防犯面とプライバシー面です。

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ゆえ、その問題を解決するために、
出来るだけ窓の数を減らしつつ
それらの窓全てから
たっぷりと光が採り込めるように、
できる限りカーテンが必要じゃない窓だけを
つくるようにしています。

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この結果、ご覧いただければ分かるように、
美しい外観のお家が出来上がります。

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間取りが分からないことから、
プライバシーも担保され、
家の中での居心地がメチャクチャいいし、
防犯的にも優れているため、
安心して過ごしていただけますしね。

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また、
窓の高さと天井の高さを揃えているのですが、
窓が大きくなれば
その分光もたくさん入ってくるし、
かつ光も拡散しやすくなるし、
天井まで明るくなることで
より家の中が明るく感じられます。

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抜け感もあって、
より開放感を感じながら
暮らしていただけそうですし、
カーテンがいらないということは
カーテンを洗う必要もなくなりますしね。

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さらに、家の中のドアも
窓同様に天井と高さを揃えて設置していますが、
こうすることで天井がずっと続き
空間に奥行きが出るため、
より開放感を感じていただきやすくなります。

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機能面で言っても、
ハイドアはドア枠が必要ないことから、
ドア枠の上の埃掃除もしなくて済みますしね。

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と、窓とドアのことを
お伝えさせていただいたのですが、
デザインを美しくする工夫をしたことによって
果たして機能性が
犠牲になってしまっているでしょうか?

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もちろん、なっていませんよね。
まっ、とはいえ「百聞は一見に如かず」なので、
これから家を建てようと思っている方は、
ぜひ一度、弊社にご連絡くださいませ!