vol.116 見落としがちな隠れ費用?

平屋を建てたい…
でも少しでも予算を抑えながら建てたい…

そうお考えだとしたら、

 A:坪単価15万円の60坪の土地

 B:坪単価5万円だけど120坪ある土地

どちらも立地的に申し分ない場合、
この2つのどちらを選ぶでしょうか?

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この場合、

 Aなら土地代に900万円、

 Bなら土地代に600万円、

ということになるのですが、
土地は土地代だけで買えるものではなく、
土地ごとに完成度にムラがあり、
その穴を埋めるために
その土地に応じて様々な工事が必要となります。

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例えば、Aの土地は給排水のための費用や、
境界のための費用が発生しないのに対し、

Bの土地は給排水のための費用も、
境界のための費用も発生するとしたら、
状況は違ってきますよね?

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仮に、水道を敷地に引き込むために
約50万円別途で必要となり、
かつ、境界をつくるために
約100万円別途で必要となるとしたら、
600万円の土地代に150万円が
上乗せになってしまうことになります。

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また、60坪の土地に平屋を建てる場合、
外構工事は90万円もあれば出来ますが、
120坪となると、土地の余白が
60坪も増えることになるため、
その分、工事費用がかさみ、

さらに150万円ぐらい外構工事費用が
高くなってしまうかもしれません。

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となると、トータルコストで考えると
どちらの土地を買っても、
かかる費用はトントンということになります。

900万円➕90万円=990万円

600万円➕50万円➕100万円➕240万円=990万円という感じです。

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ランニングコストと維持管理にも目を向ける

そして、もう一歩踏み込んで
考えていただきたいのが、
ずっと維持していくためのコストです。

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まず、土地を持つと必要となるのが固定資産税ですが、
固定資産税は200平方メートル(約60坪)までと、
それ以上とでは税金が倍違ってきます。

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200平方メートルまでは、
土地の評価が6分の1になるのに対し、
それを超えると3分の1になってしまうからです。

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そしてこの結果、
一生余分な税金を払っていかざるを
得なくなってしまいます。

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仮に毎年20,000円
固定資産税が高くなってしまうとして、
今後60年生きるとしたら、
合計120万円高くなるということですね。

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また、土地を広く買ってしまうと、
その分土地の維持管理にも
手間がかかることになります。

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草抜きが大変なことはもちろんのこと、
お金をかけて外構工事をすればするほど、
そのメンテに手間もかかれば、
物によったらお金もかかることに
なるかもしれませんからね。

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いかがですか?

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分かりやすく説明させていただくために、
だいぶ極端な例にしてしまいましたが
要は、土地は
目に見えている費用だけで考えるのではなく、
目に見えない費用にも目を向けることが大切だ
ということです。

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ということで、
住もうと思っている地域が田舎で、
そもそも広い土地しかない場合は
仕方ありませんが、
そうじゃない場合は、
こういった点にも注意しながら
土地選びをしてくださいね!