同じ地域でも、
不動産屋さんが新たに造成した分譲地と、
そうではない土地とでは、
幾分価格に開きがあります。
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もちろん、新規分譲地の方が、
割高に価格が設定されているわけですが、
その理由は、家を建てるにあたって
必要なものが全て整っているからです。
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例えば新規分譲地の場合、
敷地が接する前面道路は
市の認定となっているのが当たり前ですが、
そうじゃない土地の場合、
前面道路が常に市の認定道路になっている
とは限りません。
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また、新規分譲地の場合、
隣との境界が明確になっているのが当たり前ですが、
そうじゃない土地の場合、
境界が不明確なこともあれば、
境界そのものが存在してないこともあります。
また、仮に境界壁があったとしても、
構造が悪い場合(傾いている場合)は、
一旦壊して新たにつくらないと
いけない場合もあります。
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そして、境界の工事をするとなれば、
それなりに高額な費用が発生することになります。
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さらに、新規分譲地の場合、
給排水のことを心配する必要も一切ありませんが、
そうじゃない土地の場合、
水道が敷地に引き込まれていないこともあれば、
仮に引き込まれていたとしても、
水道管の太さが現在の基準に
満ちてないこともあります。
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そして、そうなれば前面道路から水道を
敷地に引き込む工事が必要になるため、
そのための工事費用が別途で発生することになります。
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また、最悪なのは、
前面道路に水道管がない場合や、
あったとしても分岐してはいけない場合です。
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この場合、遠くにある水道管から
水道を引っ張ってこないといけないのですが、
そうなれば桁違いの工事費用が必要になることがあり、
せっかく土地を安く買えたとしても、
かえって割高になってしまうことも
決して珍しいことではありません。
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排水に関しても、
新規分譲地の場合は
何の心配もする必要がありませんが、
そうじゃない土地の場合、
購入前にチェックしておく必要があります。
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というのも、排水先がなければ
そもそも家を建てることが出来ないし、
あったとしても、
水利組合が管理している水路に流すとなれば、
維持管理のための費用が発生するし、
また、道路をまたいで排水を流すとなれば、
工事費用が割り増しになったりするからです。
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このように境界や給排水のことは、
新規分譲地の場合、
全く心配することはありませんが、
そうじゃない土地の場合は
整っていないこともあるので、
事前に調べておく必要があるし、
かつ、工事が発生するのであれば、
その概算金額も把握しておく必要があります。
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ということで、土地を選ぶ際は、
ただ単に価格だけを見て判断するのではなく、
それに付随して発生しそうな工事と、
その金額も考慮しながら判断していただければと思います♪