vol.113 ウッドデッキを活かす設計?

家を建てるにあたり、
ウッドデッキは欠かせないアイテムですよね?

アウトドアリビングとして、
朝ごはんや晩ごはんを食べたり、
家族でバーベキューをしたり。
夏には、プールを出して子供たちを遊ばせるもよし!
カフェテラス気分でまったり過ごすもよし!

と、夢が広がりますよね♪

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というわけで今回は、
このウッドデッキがより使いやすく
また、より使いたいスペースになるために、
知っておいた方がいいコトを
お伝えしていきたいと思います。

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まず、ウッドデッキをつくるにあたって
知っておくべきことが材質です。

「本物の木」と「本物の木風」かの
どっちにするかということですね。

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本物の木のメリットとデメリット

外に使うということは、
常に太陽の紫外線や熱を浴びるし、
雨が降れば水分を吸い込みます。

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ですので、本物の木は、
室内とは比べものにならないほど、
膨らんだり縮んだり反ったり動いたりします。

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結果、凸凹ができたり、
ビスをへし折ってしまったり、
ささくれだってしまったり…
という状態になってしまいます。

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また、紫外線を浴びることによって、
灰色に変色もするし、
日当たりが悪い場所などは、
カビが生えてしまうこともあります。

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そのため、時々
サンドペーパーで表面をこすったり、
年に一回は塗装したりと、
ある程度の手入れが必要となります。

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しかし、本物の木には
以上のようなデメリットがあるものの、
本物じゃない木に比べて
圧倒的に「カッコイイ」!!!ですよね。

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なので、カッコ良さを追求したい方や、
この手入れを楽しみながらできる方、
そして細かなことが気にならない方なんかは、
本物の木を使うことをオススメします。
(ちなみに私は断然こっち派です。)

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✔️本物の木風のメリットとデメリット

本物の木風のメリットは、
「メンテンスフリー」であることです!

つまり、変色もしなければ、
反ったりビスをへし折ったり、
ささくれだつこともないというわけですね。

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また、日当たりが悪い場所には
本物の木同様にカビが生えることもありますが、
ブラシと水で掃除してやれば
表面に不着した汚れとともに
あっさり取れるのではないでしょうか。

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ただし、この「本物の木風」は
あくまで「なんちゃって仕上げ」なので、
仕上がりは本物の木よりも
見劣りしてしまうというのがデメリットです。

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なので、あくまでカッコ良さにこだわりたいという方は、
面倒臭さを我慢してでも、
「本物の木」を使った方がいいと思います。

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✔︎ウッドデッキで一番大事なこととは?

しかし、ウッドデッキで一番大事なことは、
そもそも、そのデッキが使えるように
設計されているかということです。

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せっかく高いお金を出してつくったのに、
そもそも使えない設計になってしまったのでは、
とてももったいないですよね。。。。

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例えば、
道路に面してウッドデッキをつくり、
かつフルオープンになっているとしたら、
そこで、あなたが思い描いたことが本当にできるでしょうか?
周りの人から丸見えになってしまうウッドデッキ…ですしね。

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また、目線を感じない場所につくったとしても、
日当たりが悪いとか、景色が悪いとなれば、
それはそれで使いたいとも思えないと思うんです。。。

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なので、ウッドデッキをつくる時は、
まずはそのデッキが使いやすそうか?
そして、そのデッキを使いたいと思えそうか?
この2つを意識しながら
設計することが大切ですよね!!!