「住宅の固定資産税の負担が2021年度から重くなる。
総務省は建築資材などの上昇を踏まえ、
税額の基準になる住宅の資産価値をより高く見積もる方針だ。
(途中、省略)
政府が新型コロナウィルスの影響に配慮し、
個人への給付金などの生活支援策を打ち出す中でも、
負担増が避けられない例が現れてきた。
(途中、省略)
東京五輪に向けた建設需要による資材の値上がりや、
人手不足などによる人件費の上昇を反映して評価額は上昇。
例えば、住宅の床に使われる石材の1㎡当たりの評価額は、
現行に比べて8%強上がる。
(途中、省略)
標準課税額は経年変化による摩耗を勘案して低下するが、
新基準の導入で既存住宅でも
評価額が下がりにくくなるケースが想定される。」
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この表をご覧になればお分りいただけるように、
2021年度からは木造住宅の固定資産税も高くなるし、
かつ、記事にもあったように評価が下がりにくくなるため、
税金の額が下がりにくくなってしまいます。
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また、脱炭素の取り組みを強化すればするほど、
固定資産税同様に生涯払い続けなければいけない
電気代も上がっていくことになるため、
これらの負担増を踏まえた上で家の予算を立て、
建てる家の大きさを決めることが、
これまで以上に大切になってきます。
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もちろん、老後資金や教育資金のこと、
定期的なメンテナンス費用や、
将来のリフォーム費用なども考慮しつつです。
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✔︎鍵を握るのは資金計画
例えば、自分が住みたい地域で、
土地を買って自分の思いを全て詰め込んだ家を
建てたいと思っているとします。
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そして、それらを全て実現した予算が、
現実的な資金計画をもとに導き出した予算と、
ものすごく大きく乖離していた場合あなたはどうしますか?
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もちろん、乖離幅の大きさによって
その選択は異なってきますが、
家づくりをする時はいくつかの選択肢を持っておくべきです。
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仮に、乖離幅が少ない場合は、
住むエリアを変え建てる家を小さくすることで、
予算を抑えればそれだけでなんとかなるでしょう。
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でも、乖離幅が大きい場合は、
どちらかの実家に土地があるのであれば、
それを使わせてもらうか、
あるいは、土地を買わないといけないのであれば、
車を一家に一台にするという選択も、
現実的に考えておく必要があります。
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仕事さえきちんとしていれば、
銀行は住宅ローンを貸してくれるので、
誰でも家を持つことは出来るでしょう。
担保がある住宅ローンは、
銀行側も審査が甘くなりがちですしね。
そして、少々無理な予算を組もうとも、
きっと問題なく融資してくれるでしょう。
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しかし、大切なのは持った後の暮らしです。
お金があれば必ず幸せになるわけではなりませんが、
お金がないことで、
常にお金に不安を抱えながら暮らすことになれば、
夫婦の関係もギクシャクなるし、
子供たちの未来に暗い影を落とすことになります。
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また、若いうちは体が元気なので
労働さえすればなんとか暮らしていけますが、
歳をとれば体力が衰えるため、
労働したくても充分に働けないかもしれなくなるので、
そのためのお金も今のうちから
準備しておかないといけません。
長生きすることになれば、
99.9999%年金だけではやっていけませんからね。
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そんなこんなで、
家を建てる時には、
かなり現実的に予算のことを考えて上で、
土地や家の計画を立ててもらえたらと思います。
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それぐらい家づくりは人生を左右する
大きなライフイベントなので、
家だけじゃなくお金のことについても
知識をつけてから具体的に進めていきたいですね!!