生命保険の仲間に
「学資保険」と「医療保険」がありますが、
この2つも生命保険同様に
思い切って見直してもいい保険だと思います。
学資保険に関しては、
20年近くもお金を運用するにもかかわらず
金利が低過ぎて全くお金が増えないから。
そして医療保険に関しては、
そもそも日本人は問答無用で
「国民健康保険」に加入しており、
そもそもこれがとっても良い保険だからです。
では、それぞれもう少し詳しく
ご説明していきたいと思います。
✔️学資保険<長期積立投資
結論から申し上げると、
現在の学資保険は
以前の学資保険のようにお金が増えず、
増えるとしても銀行の預金程度なので
そもそも入る必要がありません。
ゆえ、子供たちの大学への進学費を
学資保険で賄うという考えは
早々に捨てていただけたらと思います。
![](https://simple-kyotanabe.com/wp/wp-content/uploads/2024/08/1b5ca3d931749216c18c93e4742a21c3-680x453.jpg)
では、大学の進学費用はどうすればいいのか?
子供が生まれたばかりや
まだ子供が小さいのであれば、
大学卒業までの期間で考えると
20年前後の期間があるので、
学資保険にかけようと思っていた分を
そっくりそのまま長期積立投資に
回していただくのがいいかと思います。
とはいえ、20年後思っていたように
増えていないという状況も考えられますし、
積み立てを開始した時期が遅い場合
運用期間が短いと思っていたように増えていない
という状況も考えられるので、
こんな場合は増えていない資産を切り崩さずに
「奨学金」という手段を使っていただくのがいいと思います。
もちろん、奨学金はローンであり、
子供に借金を背負わせることになるため
利用してはいけないという意見もあります。
しかし、奨学金は金利も低いし、
返済が始まるのも大学を卒業してからであるため、
子供たちに払わせるのではなく
自分たちで払っていってもいいわけですしね。
子供たちが働きだせば、
子供たちにお金がかからなくなるので
親も家計に若干のゆとりが生まれますしね。
そんなわけで、
この学資保険に回そうと思っていた資金は
そっくりそのまま「長期積立投資」に
回していただけたらと思います。
![](https://simple-kyotanabe.com/wp/wp-content/uploads/2024/08/e6118d7eec2fca6191dfdf31793c9f6d-680x453.jpg)
✔️不足分だけでいい医療保険
医療保険に関しても、
我が国日本では全員が
「国民健康保険」という最強の保険に
問答無用で加入しているため、
必要最小限しか入る必要がありません。
国民健康保険があることによって
そもそも私たちは30%しか医療費を負担しなくていいし、
それに加えて高額療養費制度を利用出来るため、
大病を患ったとしても
病院に支払う費用は十数万円程度で済みますからね。
ゆえ、仮に医療保険に入るとしたら
高額療養費制度では賄えないことにだけ
備えておくのでいいのではないか
というのが個人的な考え方です。
そして、見直すことによって
若干でも浮いた医療保険の掛け金も
学資保険同様「長期積立投資」に
回していただけたらと思います。
保険だと病気や怪我の時にしかお金がおりてこないのに対し、
いつでも出し入れ出来る場所にお金を貯めていっておけば、
病気や怪我以外の用途にもお金を使うことが出来ますしね。
というわけなので、
家を建てるタイミングで生命保険は全て見直していただき、
全て「長期積立投資」による
貯蓄に回していただけたらと思います。
車にこだわりがない自分としては、
大きな固定費となる「車」に関しても、
燃費や税金のことを考慮すると同時に
出来るだけ車体費用を抑えて
少しでも長期積立投資に回す資金を
つくっていただくことをオススメしているんですけどね。
運用資金が多ければ多いほど、
これから先の不安がより払拭出来るのは
間違いありませんからね。
それでは、、、