品質が良いものを
良い状態で長く使い続けるためには、
定期的にメンテナンスを
しなければいけません。
もちろんそのためにはその費用を
積み立てていかないといけません。
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良いものの維持管理には、
それなりにコストがかかるからです。
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✔️毎月4万円の積立
家を良い状態で維持していくためには
働いてお金を稼いでいる間に
毎月4万円を維持管理費用として
積立していくことをオススメしています。
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では、その根拠を
あなたの年齢が現在35歳で
70歳まで働き90歳までその家に住み続けると仮定して
試算してみましょう。
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35年×12ヶ月×4万円=1680万円
まずはこれが維持管理のために
積み立てていって欲しい費用なのですが、
リアルに必要となるであろう工事とその費用を
ここから出していってみますね。
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15年ごとに必要となる外壁の塗り替え
→これには足場費用も含めると、
150万円〜200万円ほどのコストが都度必要となります。
そのため、生涯で3回必要だとしたら、
450万円〜600万円必要だということになります。
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20年ごとに必要となる
水回りの入れ替えに伴う簡単なリフォーム
→これには都度250万円〜300万円必要になると思われます。
そのため、2回この工事が必要だとしたら
500万円〜600万円必要だということになります。
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いかがですか?
この2つを合わせると、
この時点で950万円〜1200万円もの費用が
必要だということになるのですが、
実はもう1つ必要となる費用があるのを
ご存知でしょうか?
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それは、家電の買い替えコストです。
冷蔵庫や洗濯機といったハイコストなものが
10年ごとに壊れるだけじゃなく、
オール電化住宅なら給湯器というハイコストなものまで
10年ごとに壊れるでしょうからね。
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では、これらには
一体どれくらいの費用を
準備していくべきなのでしょうか?
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冷蔵庫を30万円、
洗濯機を20万円、
給湯器を40万円、
その他諸々の家電を10万円だとして、
これらを10年ごとに買い換えるとしたら、
5回は回転することになるので、
500万円ほど必要になりますよね。
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ゆえ、これも先程の費用に
プラスして考えてもらえたらと思います。
つまり、1450万円〜1700万円は
家を維持管理していくためには
かかると思っていただいた方がいいというわけですね。
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この話は、
これから家を建てる方は知っておきたいものの、
すでに建てた方もあまり目を向けたくない現実だと思います。
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しかし、価値ある資産を持つということは
その維持管理のために
多額の費用がかかるということでもあります。
この現実をご理解いただいた上で
家づくりに進んでいただけたらと思います。
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というわけで、資金計画時には
ランニングコストの積み立て費用も
頭に入れておいてくださいね。