品質を落とすことなく
家のコストを圧縮する最良の方法は
面積を小さくすることです。
とはいえ、家が小さくなれば
生活に何かと支障が出るんじゃないか?
という不安が頭の中を襲ってくるため、
ただ単に聞いただけでは
どうしても拒否反応が出てしまうのが
ほとんどの方の本音だと思います。
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今回はその誤解を解くべく、
その具体的な手段について
お伝えしていきたいと思います。
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いくつかの合わせ技によって
面積を縮めていくのですが、
なにも必ず全てを採用してくださいという話ではなく、
あくまでコストカットの手段を
知っておいてもらいたいだけなので、
最後までお付き合いいただければ幸いです。
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まずお伝えしたいことが、
面積をカットするにあたって
基本中の基本となる考え方です。
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✔️平屋にすること
なぜ平屋にすると面積がカット出来るのか?
これにはいくつかの理由があります。
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1つ目が「階段」がなくなることです。
これは当たり前のことですが、
2階建ての家では階段が上下階合わせて2坪あるため、
まずはこれが必要なくなるというわけですね。
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2つ目は「トイレ」が基本1つだけで良くなることです。
2階建てで部屋が全て2階にある場合は、
夜中にいちいち1階まで下りるのは面倒くさいため、
どうしても2階にも設置したくなりますからね。
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3つ目が「廊下」をほぼゼロにしやすいことです。
これは平屋にしたら絶対になくなるのか
というと決してそうではなく、
もちろんなくなるような設計をしないといけないんですけどね。
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ただ一つ言えるのは、
高断熱・高気密化している今の家は
冷暖房効果を最大化するためにも
極力廊下をゼロにした方が良いということです。
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理由は、廊下はペアガラスの空気層と同じように、
廊下そのものが空気を遮断する
断熱材のような役割を果たしてしまうからですね。
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4つ目が「たまにしか使わないような部屋」が
いらなくなることです。
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理由は、2階建ての場合、
1階にはリビングとは別にもう1つ部屋がないと
子供が小さいうちは何かと不便だし、
老後のことを考えると
1階に部屋がないと困るような気がするのに対し、
平屋にすると、
寝室も子供部屋も収納も全てが1階にあるため、
そんな心配がなくなるからです。
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親御さんが泊まりに来た時も、
まだ完全に使っていない子供部屋で寝てもらえばそれで済むし、
あるいは、たまにならリビングに布団を敷いて
寝てもらえばいいわけですしね。
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以上の4点が平屋にすることによって
縮められる要素というわけですね。
もちろん、別段生活になんの支障もなく。
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おそらくこれらを合わせると、
7坪前後は家を縮められるのではないでしょうか。
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✔️適度な広さが一番
そして、次なる選択肢としては「部屋の広さ」です。
例えば、寝室。
あなたはここに一体何を置く予定でしょうか?
ダブルベッドを2台?
それともシングルベッドとダブルベッド?
それともベッドは置かずマットレス?
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寝室の広さは、
そこに置く予定のものの大きさに依存することになります。
何を置くのかを明確にすれば
自ずと適切な広さが見えてきますね。
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今は昔のようにドレッサーやタンスを部屋に置かないし、
テレビも置かないでしょうし(置いても薄型なので場所を取りませんよね)
隣接して巨大なウォークインクローゼットがあるでしょうから、
そもそも部屋に何も置かないでしょうしね。
その上、ただ寝るだけの部屋ですしね。
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そして、部屋の広さに関しては子供部屋も然りです。
スマホが普及したこともあってか、
今の子供たちは部屋に篭りっきりにならず
寝る寸前までリビングで過ごすことが多いし、
広くつくればつくるほど部屋に荷物が増えやすい原因となるし、
なにより子供たちは、そのうち家から出ていって
それっきり帰ってこない可能性が高いですからね。
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そんなわけで、
部屋の広さも大手ハウスメーカーのモデルハウスのように
余白だらけの贅沢スペースにする必要なんて
一切ないというわけですね。
(もちろん、資金的にゆとりがあるなら話は違ってきますが…)
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いかがでしたか?
仮に全てを受け入れていただき
面積を最大限カットしたとしても、
大きな支障が起こりそうな感じは
なかったのではないでしょうか?
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というわけで、
家づくりの大切な知識として
持っておいてもらえたらと思います。