vol.154 家の性質と外構予算と?

土地と家それぞれに掛けられる予算を知り、
かつ、どんな家が建てたいのかを
分かった上で土地選びをすれば、
家にフイットした土地を選びやすくなります。

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結果、土地に出来る無駄な余白を
ミニマムに抑えることが出来、
外構工事(庭)にかかるコストを
ミニマムに抑えやすくなるのですが、
どっこい外構工事というものは、
建てる家によっても価格差が大幅に変わるという
性質も持っているので、
予算の取り方に注意しないといけません。

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例えば、シンプルノートの家は正面から見ると
装飾のないシンプルな箱となっているため、
このイメージに合わせた庭にしようと思うと、
やれ塀やら、やれアプローチやら、
やれ門柱やら、やれ花壇やらといった
余計な装飾をする必要がありません。

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というより、
そんな余分な装飾をしてしまうと、
せっかくのシンプルで美しい外観が、
台無しになってしまいます。

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そんなこんなで多くの現場で、
車を置くところにのみコンクリを打ち、
残りは全部砂利、という
シンプルな仕上げになっているのですが、
その結果コストは安く抑えられます。

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他方、装飾することによって
デザインを整えているお家は、
こういうわけにはいきません。
庭も家に合わせてコーデしないと、
せっかくのイメージが台無しになってしまうからです。

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となると、
やれ家のイメージに合わせた塀やら、
門柱やら、植栽やら、アプローチやら、花壇やら、
なんやかんやと装飾することで、
家とのバランスをとっていくことになります。

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結果、その1つ1つのコストが
外構工事費を押し上げしていきます。

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また、シンプルノートの家は、
プライバシーの担保と防犯性も重視した結果、
外から見たら正面に窓がない
倉庫みたいな家になっているのですが、
この結果、プライバシーの担保や防犯性アップのために
塀や植栽や目隠しを一切する必要がありません。
家の外壁そのものが塀のような存在と化しているからです。

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それゆえ、さらに外構工事費用を
カットすることが出来るというわけです。

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他方、プライバシーが担保されておらず、
防犯性の低そうなお家は、
つまり、外から家の中が丸見えとなるお家は、
塀や植栽や目隠しなどによって、
それらを強化せざるを得なくなります。

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そしてこの結果、
外構工事費用がさらにかさむことになります。

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このように、外構工事の予算は、
あなたがどんな家にしたいのかによっても大きく違ってきます。

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また、これに加えて、
選ぶ土地のサイズを間違えてしまうと
さらに外構工事が高くなってしまうし、
平屋が建つ土地なのに
わざわざ2階建てを建ててしまうのも、
不用意に外構工事を高くする大きな原因となります。

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なので、この事実を理解した上で家づくりを行い、
また資金計画を行っていただければと思います。