この分譲地にあるA・B・Cの中で、
最も売れにくい土地はどこかわかりますか？
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正解はCです。
南に隣接して家が建っているため、
日当たりが悪くなりそうだし、
土地の面積もやや小さめで、
土地の形もやや微妙だからです。
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なので、不動産屋さんは、
同じ立地であるにもかかわらず、
少しでも売れやすいようにと、
この土地だけは価格を低めに設定します。
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では、このCは、
AやBに比べて約400万円安いとしたら、
あなたはこの土地を買いたいでしょうか？
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…うーーん。
わざわざ率先して買いたい
とは思わないですよね。
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でも実は、
この３つの中で最もオススメしたいのは、
このCなんです！
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✔︎より安く買うことが出来る！！
オススメの一番の理由が、
価格交渉がしやすいため、
より安い価格で手に入れることが出来る
可能性が高いということです。
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AやBは人気があるため、
価格交渉なんてしようものなら、
一瞬で一蹴されそうですからね。
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ただ、いくら安く買えそうだとはいえ、
この土地に家を建てるとなると、
日当たりが悪くなるんじゃないかという不安が
どうしても頭から離れないですよね？
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✔︎日当たりが悪いと家が暗くなってしまうのか？
この土地に家を建てる場合、
最もやってはいけないことが、
敷地の一番南にリビングを配置することです。
間違いなく日陰になってしまうからです。
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それゆえ、この土地では、
リビングに南からの光を入れるなら、
南に隣接して建つ家から、
リビングまでの距離を充分にとるか、
あるいは、より高い位置から
リビングに光を落としてくるか、
のいずれかの方法を選択すべきです。
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そして、そのように考えるコトが出来れば、
たとえ日当たりが悪い土地であったとしても、
リビングに直射光を入れることが出来るし、
家の中をいつも明るい状態で保つことも出来ます。
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また、日陰となる部分には、
直射光が必要のない部屋を配置するようにします。
例えば、玄関やトイレや収納といったスペースですね。
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収納に至っては、
直射日光を絶対に入れるべきではないし、
玄関やトイレに至っては、
ただ明るくするだけなら、
必ずしも南からの光に頼らなければいけない
わけじゃないですからね。
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つまり、、、
✔︎家の明るさと土地の日当たりの良さは比例しない
ということです。
あるいは、言い換えると、
設計とは土地が持つ問題を
解決するための手段であるため、
そもそも土地の日当たりなんて
一切気にする必要がないというわけですね。
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この基本原則さえ理解しておけば、
土地に無駄に多額の費用をかける
必要がなくなります。
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結果、家づくりの予算を
抑えることが出来るし、
利息の支払いもその分圧縮することが出来ます。
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ということで、
土地を選ぶ時には、
「南向きにこだわる必要なんて一切ない！」
ということを
覚えておいていただければと思います。
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この思い込みがなくなれば、
家づくりの幅が一気に広がるし、
家づくりのコストも随分と抑えられますから♪